Windows on Mac に惹かれて、十数年ぶりにMac を購入した。
これまで、Webサイト開発におけるMac での動作確認は、リモートログイン出来るサービスを利用したり、関係者にお願いしたり等でしのいで来たが、Web画面がリッチになるにつれて実機無しでは限界も来つつある。
新型Mac は性能も良いので、Windowsを走らせてあわよくばメインの開発機にもしたい。
ところが機種選びには非常に迷った。いまのラインナップだと、昔のPower Mac のような機種が無い。
Mac Proは、僕が使う分にはスペックも値段も無駄に高いし、iMac はちょうど良いが、一体型というだけで敬遠。店で見たら画面も大きすぎる印象があった。
ノート系は魅力的だけど、Windowsを走らせる時にはキーボードは好きなものを使いたかったし、モニタも余っているナナオ（EIZO）製を放っておく手はない。そうすると選択肢はMac miniのみになる。
それを最初はApple Storeで購入しようかと思ったが、メモリ増設は高い上に、なぜかSSDも選べない。Mac miniを自分で開けるのもかなり気が引けるので、ショップモデルを探してみると、 kitcutというお店で、SSD搭載のMac miniを売っていた。
SSDは容量だけ指定して、どの製品を選ぶかはお任せだが、僕の場合はPhotoFast G-Monster-V3を乗せて頂いたようだった。
そのSSDは、VMWare Fusion 上の Windows XP でもこの性能↓
めちゃくちゃ早い。（なんでWriteのが早いのかはよく分からないが…）
SSDのベンチマークは、kitcutさんのメールマガジンにも記事がある。
きっとか＠マガジン 2009年4月12日号
Mac 上でも XBench を取る。
XBench のサイトで同機種との性能比較が出来た。
条件が全く同じ訳ではないので単純な比較にはならないが、スペック分の性能差は出ていそうである。
VMWare Fusion上のWindows XPも動作が軽い。仮想マシンなのに（比べるには古すぎるかもしれないが）ThinkPad T43よりは遙かに性能が良い。
ただ、ファンが無くて静かな分、発熱量が心配だったが、実際にしばらく起動していると底面はかなり熱くなるものの、ちょっとメシでも食いに行けばすぐにクールダウンする。Mac OS Xの省電力コントロールがうまく行っているんだろうか。
しかし夏はかなり暑くなるので、念のために熱対策で、専用のケースを使って縦置きにする事にした。実測はしていないが、放熱効果はそれなりにありそうだ。
前述のお店の対応もとても良かったし、非常に良い買い物をした。Fusion上でのWindowsの速度には全く不満がないが、UltraNavi付きトラベルキーボードのドライバが入れられなかったので、後日Boot Campに挑戦してみようと思う。
追記
Boot Camp で Windows XP をインストールした。早速CrystalDiskMark。
やっぱり速い…（@o@；
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